アジアでは作れないアジアのネットワーク

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先日、クィーンズランド大学のエージェントセミナーに参加してきました。アジア・オセアニアのトップのビジネススクールを持つこの大学へは世界から多くの留学生たちがやってきます。残念ながら日本から参加しているエージェントは私たちだけ、他の日本のエージェントは語学学校だけに焦点をあてているのかもしれません。


セミナーの中で印象に残ったのは、クィーンズランド大学で学んでいる留学生の国別ランキング。中国、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、、、そして日本は8位でした。

これは何を意味しているのかと言えば、アジア各国の優秀な学生たちはオーストラリアの大学に学びに来て、すでにネットワークを作り始めているのです。もちろん、そこにはオーストラリアの若者たちも加わり、アジア・オセアニアの将来活躍する若者たちが動き出しています。日本人の学生たちがその流れについていけているのか、ちょっと心配です。

日本の企業やそこで将来働く若者たちにとって、アジアやオセアニアとのネットワークは必ず構築していかなくてはならないものです。それをアジアに行って作るのか、多くの優秀な若者が集うオーストラリアの大学で作るのか、戦略としてどちらが効果的なのか考えてみるべきだと思います。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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