この週末に、シニア用のテニスクラブに入会しようと思って朝一番に出かけてきました。クラブハウスには、この地域で有名らしいコーチとクラブの経営をしている奥さんがいらっしゃいました。
「入会したいんですけど。」
じろっと僕を見下ろしながら(オージーのスポーツマンは確実に僕よりも、かなりでかい)、彼女に聞いてとカウンターを指差しました。なんか、偉そうなおっさん。
それで、奥さんにお話を聞きながら入会書類を書いていたのですが、自分のテニスのレベルを申告するところがあったので、このABCのレベルはどのくらいか聞いてみました。すると奥さんは「Aはみんなすごく強いのよ。」(つまりは、あなたはどう見てもAには見えないけど、ということでしょう。)と言われたので、「そうだよな、どう見ても弱そうだよな。」と思いつつ、「じゃあ、ここは入ってから決めるとして、、。」と若干の抵抗を試みました。
僕はこのようなことで、すごくやる気になります。ちょっと馬鹿にされたり、期待されていないのが分かると、それを打ち破りたくなります。この仕事を始めた時も、競合の方からはけっこういじめられましたが、おかげさまで会社は元気にやっています。
そんな話を、うちの奥さんとしていたら、彼女は「期待されないとモチベーションが上がらないタイプ」。そっか、世の中にはそういうタイプの人もいて、逆に今の若者たちは、そのような人の方が多いのかも。そんな人たちがくじけないためにも、留学における現地サポートは大切だなと思います。このブログを読んでいる方達は、どちらのタイプでしょうか?
これから1年後、きっとテニスクラブで僕は50歳カテゴリーの中心選手として、人気者になっていると思います。180センチ以上のでかいオージーのおっさんたちを、にこにこしながらドロップショットやトップスピンロブで走りまわらせてあげたいと思います。