ステレオタイプで語るのはもうやめよう

僕たちは何事も理解していないと不安になり、いつでも理解していようと頑張っています。そして理解するためには単純に考えられたほうがいいので、とかく僕たちはステレオタイプ化して物事を理解した気になって安心しています。しかし、ステレオタイプ化する集団が大きくなればなるほど、どんどん議論や解釈は乱暴になっていきます。なんとか大学の卒業者は、、でも十分に乱暴な話なのに、東京出身者は、、血液型B型は、、日本人は、、黒人は、、イスラム教徒は、、、行ったこともない国の会ったこともない人々についても、テレビのコメンテーターの解説を鵜呑みにして、僕たちは理解した気でいるのです。
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オーストラリアに留学することのメリットは、そんな表層的な理解をしていた人々に実際に会えることです。世界中から多くの人々が学びに来て、大学では平均すると20%が留学生で100カ国以上から留学生を受け入れています。そんな環境で学んでいると、ステレオタイプ化がいかに意味のないものかに気づきます。人間は一人一人違っていて、いい人もいればそうでもない人がいて、しかし、国が違っても、けっこうみんな似たり寄ったりで、同じようなことに悩んだりしています。だから、みんな友だちになっていきます。

英語という世界共通語を学び、できるだけ多くの人々と出会い、話し、自分なりの理解をしていくことが、社会の雰囲気に流されることなく、自分の人生をデザインしたりコントロールするためにとても大切なことだとわかると思います。

 
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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