先日、ゴールドコースト郊外のspringbrookの森の中に住む環境コンサルタントの家に遊びに行ってきました。
ちょうどパースの大学で環境保護を専攻している娘が来ていたので、同じフィールドの先輩からのアドバイスなど聞きたくてお邪魔しました。とても有意義な会話のあと、みんなで近くの森を散歩してみました。少し歩くと遠くに滝が見える場所に出てきました。すると彼は、ここから先は、今は通行止めだけど友達とはここから降りていっちゃうんだよねとけもの道みたいな入り口を教えてくれました。こういう人たちは、遊歩道があるかどうかなんて関係ないんだなと、はっとさせられました。
私たちは、小学校の頃から、いつも安全な道を歩くように訓練されています。山道を歩くときなどは、ちゃんとした道を歩かなければ命の危険もあるかもしれません。しかし、プロたちは自分自身でリスクを見極めながら道を作っていきます。リスクを把握していれば、どこを歩くかではなく、どこに向かっているかに集中できます。私たちはみんな幸せになるために歩いています。しかし、今歩いている踏み固められた道は、本当に幸せにつながっているのかは立ち止まって考えてみるべきです。
もし、海外に幸せのヒントがあると感じたら、道の無いところを歩いてみる勇気を持つことです。少なくともオーストラリアではリスクをコントロールできる手助けができると思います。