語学留学でお金を節約する方法

今の世の中、「お金はいくらでもつぎ込むので、英語を1年間でペラペラにしてください!」みたいな話はありません。みんなアルバイトで貯めたり、親に借りてきた大切なお金を持って留学にやってきます。そして、ほとんどの留学生の目的は就職に役に立つレベルの英語力を身につけたいというものです。
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そんな状況で、お金を節約するには、あるいはお金を一番有効に使うにはどうしたらいいか。それは、実はすごく簡単な事で、「基礎は日本で勉強してくる」というものです。例えば、ワーキングホリデーで4ヶ月語学学校に通うとします。基礎を完全に忘れた人が4ヶ月で到達出来るのは、初中級レベル。地元のカフェやレストランなどで働く事は難しく、日本食レストランで日本人とともに働く環境で仕事を見つける事になります。時給も安い可能性が高いです。

それに対して、日本で基礎を復習して来た人は初中級レベルでスタートして、4ヶ月後には中上級レベル。英語の伸びも準備した分だけ早い印象もあります。中上級レベルで日本人的な気が利く方であれば、地元のレストランやカフェなどで仕事が見つかり、時給も良く、さらに英語も伸びて、就職に活きる留学になります。スタートラインがちょっと違うことが、留学の結果に大きな影響を与えるのです。

では、基礎って何をやればいいんですか?という話ですが、教科書とかを読んでいくのはきっと根性が続かないし、忙しいでしょうから、練習問題をどんどん解いていくのが効果的です。中学、高校で習った事を当時使っていた問題集をやり直すのでもいいし、 英検の過去の問題などはネットで手に入るので、どんどんトライしてみましょう。今の時代、お金をかけなくてもいい教材はいくらでもアクセス出来ます。基礎学習にお金を使う必要はありません。お金は、今までに習ってこなかった実践的な学習に使うべきです。

留学の意義は、世界から来た同世代の若者たちと、どんどんコミュニケーションをとりながら、異文化に触れ、人間的にも成長していくことです。英語の基礎を海外で学ぶのは本当にもったいないですよ。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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