自分に合った学校は無い

留学に関する問い合わせで、私たちがとても困ってしまうのが、「私に合った学校を探してください!」というもの。
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私たちはその人の目標を達成するための学校を提案する事はできます。そのためには、この学校に行き、このくらい頑張らなくてはいけなくて、このくらいの予算がかかるという内容です。この提案内容には、私たちのスタッフはかなりの自信を持っています。しかし、これらの問い合わせの「私に合った」というのは、そういうことではなく、その方に取って一番快適な学校のことを指していることが多いのです。

「君に合った仕事はこれだ!」「あなたにぴったりの彼氏はこんな人!」、たぶんこの20年くらいの多くの会社が出していたマーケティングのメッセージは「あなたにピッタリの何かが待っている」だったのではないでしょうか?だから、自分にぴったりの学校があると思ってしまいがちなのかもしれません。しかし、自分に対する投資である教育は「こんな素敵な彼女がほしかったら、君はこのくらい努力しなくては無理だ」という世界なのです。その事を前提として受け入れて留学をしないと、海外にいても自分の枠の中での世界からは飛び出せないことになってしまいます。

自分らしく生きるために、日本を飛び出してくるのであれば、今までに経験した事の無いレベルの高い場所に身を置いて、相応の努力をしないと、自分らしく生きるための場所は得られないと思います。「今の自分のままで楽な世界」と「自分らしく生きる世界」は全く違うものだということを、留学する前に理解しておくと、とても有意義な海外生活が過ごせると思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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