胃袋をつかまれる日本の若者たち

東京に出張するときの、楽しみのひとつは日本の食べ物たち。美味しいし、安いし、オーストラリアでほとんどお寿司などを食べる機会が無い僕の味に対するハードルは下がってるし、ということで、外食生活を楽しんでしまいます。ちょうどオーストラリアから東京に出張に来ていた学校経営者とランチを取った時も、彼曰く「日本はどこの店に入ってもハズレが無いし、安いし、食べ物は世界一だよね。」と絶賛していました。
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しかし、こんなことだから、ただでさえ内向きな草食系男子たちは、胃袋まで女の子ではなく国につかまれ、外国に浮気することもなく、日本最高!ってことで、世界に飛び出していくのをあきらめてしまっているのかもしれません。

それなら、これからはグローバル人材の大切なスキル?能力?として「食べ物にこだわりが無い」というのを「英語力」と同じくらい大切な扱いにすることを提案しようかと思います。もちろん、健康にいい物を食べることはとても大切ですが、若いうちから美味しいものしか食べないとか、おしゃれなレストランめぐりが趣味とか言ってると、ハングリー精神はどんどん失われていきます。世界に行って、その国の食べ物をこだわりなく楽しめるのは、信頼を得るためにも大切な能力なんだと思います。

どうせ、僕ぐらいじじいになったら、食べ物くらいしか楽しみがなくなるんだから、その時までそんな楽しみはとっておけばいいと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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