オーストラリアのゴールドコーストに住み始めてはや3年半、オーストラリアで暮らしていていいなあと思うのは、信号の無い横断歩道でちゃんと車が止まる事。東京だったら命がいくつあっても足りないかもしれません。日本だって運転免許を取る講習では、横断歩道で人が渡ろうと待っていたら止まるよう習ったはずですが、ほとんどのドライバーはそんなこと気にしていません。日本の警察もスピードを出しても安全な広々とした道路でネズミ捕りしているより、横断歩道で停まらない車を捕まえた方が、よほど市民に喜ばれるのではないでしょうか。
さて、この横断歩道でちゃんと車が停まるのは、ルールの徹底とかの問題ではなく、人々に余裕があることの証明だと思います。余裕があると争いも少なくなり、人々が笑顔になってきます。オーストラリアが幸福度No1に選ばれるのは、こんなところに理由があるのかもしれません。日本人は礼儀正しく、ルールもちゃんと守るのですから、あくせくしないでこのような余裕が出せるようになると海外からの観光客もさらに増えて人気が出ると思います。