地元密着の大学で学ぶ

アデレードにある南オーストラリア大学(University of South Australia)と正式にエージェント契約を結んだので、マーケティングの打ち合わせと大学見学をしてきました。この大学は設立されてからまだ25年なのですが、その間に世界大学ランキングで最も伸びた大学のひとつとして知られています。
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アデレードにはオーストラリアのトップ8大学のひとつのアデレード大学があるのですが、そこに対抗するために、実用的かつ就職に活かせるカリキュラムや仕組みを作ってきたのがこの大学の特徴です。特に、現在はオーストラリアの大学を卒業すると2年間の滞在ビザが申請できる可能性があったり、アデレードは永住権申請に地方ポイントを加点できるなどのアドバンテージもあるので、ビジネス学部を強化して、アデレードでの就職率を高める戦略を取っています。アデレードの地元企業のほとんどの幹部に南オーストラリア大学の卒業生がいて、大企業にはアデレード大学が強くても、中小企業には南オーストラリア大学のほうが強く、語学力などで若干不利な留学生の就職には南オーストラリア大学のネットワークが有利に働くということです。

オーストラリアの大学に進学する目的が、日本に帰国して国際的な企業に就職するためなのか、オーストラリアで就職してキャリアを作っていきたいのかで大学選択は変わってきます。そんな細かい部分までの情報をしっかりと把握しながら、若者たちの進路についてのアドバイスをしていきたいと思います。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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