友だちとだけ仕事をする

かつて仕事というものは、住んでいるコミュニティーの中で、知り合いや友人たちに対して行うものが基本だったと思います。

現在はインターネットの世界になり、グローバルな取引が盛んになり、会った事もなく話す言語さえ違う地球の裏側の人々とビジネスを行う事も普通になってきました。それはそれで、とても刺激的だし、そこには大きなビジネスチャンスが広がっています。
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しかし、私たちのやっている留学ビジネスの特性として、人間たちのつながりを重視するビジネスなので、昔の時代のように友だちたちとだけ、仕事ができればと思っています。あるいは仕事を通じて、知り合いや友だちを増やしていきたいと思います。例えば日本市場にオーストラリアの学校や大学を紹介するのに、その学校の経営者やマーケティング担当者と深く語り合える友人として戦略を積み上げ、一緒に試行錯誤していくことが楽しいのです。教育関係の人々は、人間的にも尊敬できる人が多いので、僕はしょっちゅう出かけていって、アイデアを交換しています。

また、留学生たちに対しても、単なる入学手続きを代行する機関ではなく、ちょっとだけその若者たちの人生に貢献できるように友人として道筋を考えるのが私たちのスタイルです。だからこそ、多くの留学生たちが日本に帰国する時に挨拶や留学の成果の報告に来てくれます。

遅ればせながら、人生の財産は本当に人間関係だということが、この歳になってやっと実感として理解できるようになってきました。この仕事のおかげで50歳を超えた僕に20代の友人たちが数多くいるのも、こんな仕事の考え方、やり方が良かったのかもしれません。ですから、私たちの「友人増やそう戦略」はどんなに会社が成長しても続けていこうと思っています。
衛藤 伸彦
オーストラリア留学センターの代表をしています衛藤伸彦(えとう のぶひこ)です。 現在は南オーストラリア州のアデレードに住んでいますが、全豪6都市(シドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にある支店や全豪の学校や大学、東京支店などを出張しながら、若者たちが自分らしい人生を送るためのアドバイスやセミナーを開催しています。

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