お問い合わせは年明けに

12月15日、つまり一昨日から日本人に対して、オーストラリアは国境を開けて、留学生たちが少しずつ戻ってきています。そんなこともあって、先週くらいから、留学やワーキングホリデーの問い合わせがすごく増えて、24時間以内に返信をするという、私たちのお約束が守れない状況になっています。はっきり言えば、24時間どころではなく、3日くらいほしいところです。

それを企業努力でなんとかするのが仕事じゃないの?とお客様には怒られそうですが、留学の相談ってそんなに緊急性が必要ではないし、(だいたい半年先とか1年先の話なので)少数精鋭で経営をしている弊社としては、社員が残業して体を壊すより、お客様に数日お待ちいただく選択をしたいと思います。すみません。

でも、こういう時に日本の会社は徹夜してでも対応したりするし、2年間も売上がほぼ無い業界だったんだから、何がなんでも売上を稼ぐというマインドセットになってしまうのかなと思います。でもオーストラリアに暮らすようになって10年が過ぎた僕にとっては、新規の売り上げよりも、入国を待ちわびていた一時帰国中の留学生たちが無事に戻ってくることと、スタッフの健康の方が(メンタルも含めて)大切です。僕自身の考え方もこの10年でずいぶんと変わった気がします。

また、オーストラリアの大学のスタッフも来週からはお休みに入る人もけっこういらっしゃるので、こちらが何か質問をしたとしても、来週から年明けまでは何も動かないというのが現実です。

ということで、本当にご迷惑をおかけしますが、新規の留学の問い合わせは年明けの1月4日以降にお願いします。オーストラリアの雄大な景色の写真とかビデオを観ながら、留学のイメージを膨らませて、のんびりしたクリスマスとお正月をお過ごしください。

ポストコロナ時代のワーホリについて

オーストラリアの国境が今週には開く予定で(予定通りに進むことを祈っていますが)、ワーキングホリデーのビザの申請もどんどん承認されているようです。ほぼ2年間も待ったのだから、多くの人たちがワーホリを楽しみにしているのだと思いますが、果たして、これからのワーホリって今まで通りの考え方でいいのかという素朴な疑問を考えてみたいと思います。

まずは、これからの日本の社会環境ですが、コロナ禍で大きなダメージを受けたのは観光業や飲食業などのホスピタリティー産業です。これらの多くの企業たちは生き残るために借金などをして、なんとか時間を稼いできましたが、業界自体が回復するには随分と時間がかかると思います。借金を返せない会社も増えるでしょう。そんな状況では、ワーホリのパターンである、英語を勉強してホスピタリティー産業(飲食や観光)でバイトして、経験を積んで帰ってきました、という人たちが活躍できる市場はしばらくは縮小したままだと思います。ですから、帰国後に成功するためには(少なくとも安定した生活を送るためには)今までの文脈ではない新しい考え方が必要になってきます。

では、その新しい考え方に近づく方法について考えてみます。一番シンプルで効果的なのは、ワーキングホリデーで何をやるのかを考えるのではなく、どう自分が変化したいかのイメージをしっかりと持つことだと思います。ワーホリでは、あれもできる、これもできると僕たちの会社も含めていろいろな会社が、やれる事をアピールをしていますが、それを実行したとしても、同じようなことをした多くの人達の一人になるだけです。それよりも、ワーホリ終了時に自分がどのようになっていたいかをしっかりと考えることで、やるべきことも見えてくるし、帰国後のキャリアチェンジなど、新しい道を切り開いていくことにも繋がっていきます。

日本の経済が停滞して、分断化がさらに進んでいく時代に、モラトリアム的なワーホリの経験って、もう意味が無くなっていくのだと思います。大切な20代の1年間とか2年間を、他の人々と同じ経験をするためだけに使うのは、本当に勿体無いのでやめたほうがいいです。

では、自分がどのようになっていたいかをイメージするための考え方について。例えば英語力。海外で、自分一人でもちゃんと生活が作れるレベルの英語力になるというのは、いい目標になってくると思います。日常の英会話とかビジネス英会話などは、オンラインでも日本にいながらでも学べると思いますが、海外で暮らしていくということを一人でできるというのは、留学とかワーホリでしか経験できないことです。そして、将来に就職する会社が海外進出をするときに、海外で生活を作れたという経験やスキルはアピールポイントになるので、チャンスが訪れるかもしれません。ですから、そんな苦労話のエピソードを語れるようにしておくべきです。

英語以外の分野、例えば仕事でも生活でも、海外を経験することで自分が成長する、あるいはアピールできるアイデアを考えて、僕たちに話をしに来てください。そのアイデアに対して、「もっとこうしたら可能性が広がるよ。」とか「それは、難しいからこんなアプローチをしたらいいかもしれない。」などのアドバイスが出来ると思います。そして、そんなアドバイスが出来ることが、10年以上オーストラリアに暮らしているスタッフがほとんどの僕たちの会社の強みなのです。

現状を変えるために

いよいよオーストラリアの国境が開く日も近いということで、今週はこれまでの3倍とか4倍の数の問い合わせをいただいています。留学の問い合わせが増えるということは、どういうことなんだろうと考えてみると、それは自分のステータスを変えたいと考えている人たちが増えているということなんだと思います。もっといい会社で働きたい、もっと高いレベルでの仕事をやりたい、日本だけではなく世界をフィールドとして活躍したい、などなど、現状を変えたいと考えた時に、留学というのは新しい可能性を与えてくれると考えているのでしょう。

現状を変えたいというのは、若い人々にとってはごく自然なことだと思いますし、それが若さの特権です。でも、最近、僕自身もお客様からの相談を受けるようになって、感じていることは、現状を変えたい若者たちでも大きく分けて2つのタイプがいるということです。

ひとつのタイプは、自分が変わりたくないから、現状を変えたいタイプ。日本の窮屈な集団や組織や考え方の中では、自分らしく生きることができないので、もしかしたら海外では素のままでいられるのではないかと留学を考えたり、小さい時からわがままに育ってきて、今の待遇や境遇に納得がいかない人たちも、このタイプです。

もうひとつは、自分が変わることで、違う世界に踏み込みたいと考えているタイプ。留学に行きたいタイプというのは、こちらの方が多いとずーっと思っていたのですが、僕の印象だと、最近はほぼ半々な気がします。たぶん、「ありのままの自分でいよう。君は変わる必要なんてない。」みたいなムードがこの20年くらい続いているので、もうそれがデファクトなんでしょう。

そして、留学で苦労するのは、どちらかというと「自分は変わりたくない」タイプの人たちです。過去にいじめやブラック企業などで苦しめられた人は別にして(そういう人たちは、その状況では自分が変わる必要がないからです)、自分にぴったりの留学や学校があると考えている人たちは、その許容範囲の狭さから、なかなかせっかくの新しい現実さえも受け入れることが難しいようです。

ですから、僕からのアドバイスは、これから留学に来る人は、自分がどれだけ変われるかを試してみる期間だと考えてほしいのです。勉強を頑張って、知識や経験を増やすことはもちろん、自分の中の人種や国籍などの偏見を本当に無くせるのかとか、SNSで自慢するためではない時間の過ごし方を楽しめるかとか、本当に自分が貢献したい社会の問題を見つけるとか、今まで経験したことのない世界で新しい自分を発見してください。(でも、外国人の友人はちゃんと選んだ方がいいです。)

いつ帰ってくる?

いよいよ、12月1日から、オーストラリアに留学生たちが入国できることになりました。また、日本人についてはワクチンの接種とテストが陰性であれば、学生ビザ保有者だけでなく観光ビザやワーキングホリデービザの人たちも(つまり誰でも)入国することができます。現時点ではシドニーのあるニューサウスウエールズ州、メルボルンのあるビクトリア州、あとは首都であるキャンベラがその対象地域なのですが、クイーンズランド州などの他の州については、明確な日程は発表されておらず、州内のワクチン接種率が90%を越えたらという条件にとどまっています。

私たちの会社では、現在250人の大学生たちがオーストラリアへ入国できるのを待っています。今、彼らが考えなくてはいけないことで大切なことは、いつのタイミングでオーストラリアに入国するための航空券を買うかということです。新学期は2月末から始まる大学が多いので、もう少し、情報が増えてきてから予約すれば良いと考えていると、航空券には限りがあるので、売り切れてしまうか値段の高いチケットしか残っていないという状況になってしまいます。多くの日本人たちの思考は、安心を確保してから動こうと考えるので、重要なタイミングを逃しがちです。

まず、シドニーやメルボルンの大学生たちは、ご家族と話し合ってタイミングを決めたら、すぐに航空券を予約すべきです。1月初旬でも、中旬でも2月でもかまいませんが、大学が始まる数週間前に入国して、生活を整えることを考えた方が、久しぶりの英語での学生生活に無理なく戻っていけると思います。出来るだけ余裕はあった方がいいと思います。滞在先が確保できてから考えようとかしていると航空券が無くなってしまうかもしれません。滞在先は最悪ホテルに泊まればいいので、航空券の手配が優先順位の最初にくるはずです。

そして、他の州、例えばクイーンズランド州の大学に2月末からの学期に帰りたい人は、さらに難しい意思決定をしなくてはいけません。クイーンズランド州政府が予測しているワクチン接種率が90%に到達するのは1月中旬です。しかし、予測通りに進まない可能性は十分にありますよね。もし渡航日に90%に達しないと留学生たちは2週間の隔離が必要になってしまいます。そういう状況であれば、最悪隔離もすることを考慮して、2月中旬の航空券を予約するのがいいと思います。そのタイミングであれば、「オーストラリアの留学を新学期から始める」という一番重要な目標は達成することができるからです。悩んでいるうちに時期を逸して、大学のスタートから何週間か遅れて授業に参加する方が、隔離先でじっとしているより大きなストレスなので、リスクはあるかもしれませんが、早く動くことです。

大人になって、ビジネスなどで重要な意思決定をしなくてはいけないことはこれからどんどん増えていくと思います。そして、その決定をするにあたり、リスクのない意思決定というのはあり得ません。大切な問題では必ず何かしらのリスクを考慮しなくてはいけないものです。でも2週間の隔離なんて、はっきり言えばかわいいリスクです。そこで悩みすぎて、機会を逸しないように気をつけてくださいね。

セミナーより会話

まだ20代の時に、日経かどこかで主催されたビジネスセミナーなどに何度か出かけて、周りに座っていた、どうみても窓際族的なおじさんたちが居眠りをしているのをみて、「そっか!セミナーというものは、こういうおじさんたちを会社から救い出すために開催されているのか!」と悟ってから、それ以来、ビジネスに関するセミナーに参加することは無くなりました。

だいたい、大規模なセミナーって主催者側の満足感を得るために開催されているので、エンターテイメントだと割り切って参加するならいいのですが、僕はそういう時間の使い方に慣れていないし興味もないので、たとえ外に出かける必要のないウェビナーであったとしても、参加することはまずありません。人の話を黙って30分以上聞いていることができないし(これって、老年性多動症なの?)、聞き惚れちゃうような話もビジネスの世界にはそんなに無いのです。

ビジネスにおいて、新しいアイデアが浮かんだり、新しいチャレンジの方向性が生まれてくるのは、誰か刺激的な人と話をしている時です。僕たちのビジネスにおいては、それは若いお客様だったりすることが多いので、僕は若い人たちと話をする機会を、社長の特権として作っています。今週も、男子大学生からの問い合わせのオンラインカウンセリングを2件担当しました。(普段は、全て会社のスタッフにお願いしているので、僕がカウンセリングをすることはほぼありません。)

世代の違う人、分野の異なる人と30分でもじっくりと話をすることは、退屈なセミナーの何倍ものひらめきを与えてくれます。そして、その相手が違う国の人であれば、さらに視野が広がっていきます。今日は語学学校の社長とランチを食べたのですが、お互い会社のトップ同士だからこそ話せる悩みや成功体験をシェアすることで、とても有意義な時間でした。オンラインでも構わないので、30分でも1時間でも、毎日誰かと話をしてみましょう。

写真にストーリー

先日、TAXリターン(確定申告みたいなことです)をやったら、少し税金が返ってきたので、4年間使ったiPhone7plusからiPhone13miniに買い替えました。サイズを小さくしたのは、iphoneを眺める時間を意識的に減らすための、ささやかな工夫です。もう、SNSからは離れて、世の中との接点はブログだけにしようかとも悩み始めています。

そして、この週末にデータの移行をするために、保存していた写真を整理してみようと眺め出したら、この4年前の風景ってなんのために撮ったんだろう?みたいな写真が多いことに気づきました。撮影場所はiPhoneに保存されているので、どこで撮ったのかは分かるのですが、なんとなく綺麗だなあと思って撮影した写真は、数年後の僕には何も訴えてこないのです。それに比べて、人と一緒に撮った写真は(ほとんどの場合は奥さんとですが)、あの時はこうだったよねとかこんなことを話してたよねみたいなストーリーが蘇ってくるのです。

写真を撮る時って、何かしらの驚きや、このシーンを残しておきたいという思いがあるはずです。その思いをちゃんと残しておく、あるいは、一人で旅をしていたとしたら、もう一人の自分との会話をちゃんと残しておくことが写真を撮る行為に意味を与えてくれます。今の時代、そんなことをいちいち考えている必要はないと思う人も多いかもしれません。でも、新しいiphoneの中が、数年後に見返してもなんの感動もない写真にあふれないように生きていくのが、残り時間の少なくなっていく僕にとっては大切なことなのだと反省して、来週からは素敵なストーリー付きの写真を撮っていきたいと思います。

準備を始めよう

この11月から、国外にいたオーストラリア人、永住権保持者のオーストラリアへの入国に対して、ワクチン接種が完了してかつ検査結果が陰性であれば、ホテル隔離が必要なくなりました。これは、ニューサウスウェールズ州など限られた州での話ですが、ワクチン接種が広がっていくにつれて、他の州でも同じような対応になっていきます。

シドニーのあるニューサウスウェールズ州の今日時点でのワクチン接種率は16歳以上でほぼ90%。首都のキャンベラはすでに90%以上、メルボルンのあるビクトリア州も今月中に90%超えると予想されています。このような状況なので、留学生たちの受け入れ方法についても各州でプランが検討され、限られた人数を入国させるトライアルが始まっています。

あと2ヶ月くらいすると、オーストラリアは国全体でワクチン接種率も90%以上、感染者数もすごく少ない、留学先として一番安全な国になると思います。昨年の3月から国境が閉じ、多くの学生たちが日本に帰国しましたが、戻ってくるときには、とても安心できる環境になっているはずです。

ですから、来年の入国に向けて、そろそろ準備を始めていきましょう。まずは、ワクチンの接種の完了をしておくこと。そして、有効な学生ビザを持っているかの確認をすることです。私たちの会社でお手伝いしている学生たちで、オーストラリアへの入国を待っているのは約250人、今は一人一人に状況を確認しています。250人すべての学生たちがスムーズに再入国できるように、私たちも準備に忙しい毎日です。

そして、250人の学生の皆さんは、この2年間に考えることも多かったと思います。自分の人生においてのオーストラリア留学の位置付けも変わった人もいるかもしれません。大学だけでなく、その先の将来についても、きっといろいろ考えてきたことだと思います。ですから、それをまとめておくことも、すごく大切な準備です。この2年間に社会は大きく変わってしまったし、皆さんも2年分成長したと思います。2年前に戻るのではなく、このタイミングでオーストラリアで学ぶことを再定義して、帰ってきてください。そして、その話を僕たち現地スタッフと共有してください。きっと皆さんの新しい夢やビジョンに対して、良いアドバイスをしてあげられると思いますよ。

旅の生活に戻るのは

ほぼ1年間の旅の生活を終えて、またサンシャインコーストに戻ってきました。引っ越しから3日が経過しましたが、前に住んでいた同じアパートの違う部屋なので、1年前とほぼ同じ生活に戻った感じです。朝は海まで歩いていけるし、同じカフェに行けるし、同じテニスクラブに通うことも可能です。

旅の後半、西オーストラリア州やノーザンテリトリーのアウトバック(オーストラリアの荒野)をひたすらドライブしていた時には、早くサンシャインコーストに戻ってのんびりしたいなあと思っていたのですが、戻ってみると、どうしたわけかあまり落ち着きません。1週間ごとに小さな街に移動してAirbnbに泊まってシンプルかつ刺激的な生活をするのに慣れてしまったのかもしれません。倉庫にしまっていた荷物が部屋に転がっていて、まだ片付けが済んでいないからイライラしているからかもしれません。

どうも、この1年間の旅人生活は、僕の中の普通の生活を変化させてしまったようです。いつも身軽にシンプルに、かつコミュニティにはそれなりに入って、出会った人とはちょっとした会話を楽しむというライフスタイルは、外国人として暮らしている今の僕にとっては心地良かったみたいです。そして、そんな生活はこんな年齢になっても刺激的で、新しい考え方やアイデアに導いてくれます。

1年間、あるいは数年間、今までとは全く違う生活を送ることができる海外留学というのは、それを経験することで、日本での常識みたいなものから少しだけ自立をさせてくれると思います。少なくとも、世の中には色々な考え方や、想像できない人生を歩んできた人々がいるのだということを若いうちにしっかりと経験しておくことで、さらに先が見えなくなるであろうこれからの時代をたくましく、かつしなやかに生きていく術が身につくのだと思います。

僕はこれから数年は、事業の回復(いよいよ来年からは国境が開きます)とテニスに集中して、また5年後くらいに旅の生活に戻ろうと思っています。

2050年に向けての今日の消費

オーストラリアでは2050年のカーボンニュートラルの宣言をするかどうかで政治家たちは揉めていますが、オーストラリアのように資源や畜産などが経済を支える大きな柱になっていると、産業界からは大きなプレッシャーがかかっているのでしょう。

そして、日本の経産省のサイトなどを見ると、カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略などのページがあったりして、どうしても国や産業界は環境保護と経済成長を両立させたいのですね。でも、今回のコロナウイルスのロックダウンの大都市では大気がきれいになったり、エネルギーの消費が減ったりしたことを見れば、人が減ったり動かなくなると環境には良い影響を与えることが分かります。

ということは、世の中の全ての人々が、少し動くのを止めたり、夜は早く寝て電気を消したり、食べる量を減らすだけでも、随分と環境は良くなり、国に頼ることも少し減るかもしれません。だいたい、僕たちの子どもたちや孫たちやさらにその先の世代のために(もちろん、動物たちも)環境をよくしていこうという話なはずなので、人任せ、国任せにしてしまうのは責任から逃げていることになります。

僕と奥さんは、かなりのガソリンを使って、オーストラリアを一周してきたので、罪滅ぼしの意味もこめて、いつも買い物ではフードマイルが少ない(短い?)ものを買うようにしていました。つまり地元で取れた野菜や果物をマーケットで買ったり、地元の海で獲れた魚を料理していました。最近は、朝の時間に欠かせないコーヒーもオーストラリアのバイロンベイ近郊で栽培されている豆を発見して、飲み始めました。あまり期待していなかったのですが、クセがなくて美味しいです。オーストラリアでコーヒー栽培なんて想像したことなかったけど、頑張っている人たちはいるんですね。

僕は、2050年には生きてはいないと思うけど、その年が地球にとって良い年であることを願って、これからもちゃんと気を使って今日の消費をしていきたいと思います。

永住権について考えること

最近は、オーストラリアの永住権を取るために、どうしたらいいのかという問い合わせが増えてきています。残念ながら、私たちの会社は留学エージェントなので、大学や学校に関するアドバイスは出来ても、永住権を取るにはこうしたらいいですよみたいな移民などに関するアドバイスは法律で禁じられています。留学エージェントの中には、かなり危ない橋を渡っている方たちもいらっしゃいますが、私たちはその領域に関してはとても慎重に対応しています。ですから、お問い合わせいただいても、「すみません、移民弁護士にその質問はしてみてくださいね。」という回答をしています。

オーストラリアは2010年以降になって、永住権の取得の条件がどんどん厳しくなっていて、現在は基本的にはオーストラリアが国家としてほしいスキルを持った人にだけ永住権をあげますというのが方針です。ですから、どうやったら永住権を取れますか?みたいな方にはかなりハードルが高いのが現実です。

このような永住権についての問い合わせをされる方とコミュニケーションをしていて不思議だと感じることは、「どうやったら、楽に、確実に永住権が取れるのか?料理人とIT技術者ではどっちが、安く、確実に資格と永住権が取れるのか」みたいな質問が多く、「どうこの分野で貢献したら、オーストラリアは私に永住権をくれるのか?」みたいな展開にならないことです。

子どものメンタリティーと、社会に出て成功していく大人の考え方の一番の違いは、こういうところなんだと思います。どう貢献したら会社は私を昇格させるのか?どのように貢献したら、お客様は私の会社を選ぶのか?そのような問いを常に続けていくことが、社会で成功する唯一の方法です。

オーストラリアの永住権を持っていても、成功している人が全てではありません。永住権を取ることだけにフォーカスを当てすぎずに、その後の人生で、オーストラリアという国・社会に、どう貢献していくかをしっかりと考えて、人生プランを作っていってくださいね。