民度の違い?

家の近くのある道路に、2車線が合流して1車線になるところがあります。そこでは、合流地点のずいぶん手前から、みんなが合流される側を走り、片側だけに長い列ができます。地元の人ではなく、運悪く合流する側をすいてるからという理由で走っている人は、合流地点で、本当に申し訳なさそうに列に入っていきます。でも、「そんなことは気にしなくていいよ、どうぞ、入んな。」という感じで、みんな優しく、合流を許しています。


これは僕が住んでいるのが田舎で、オーストラリアでも都会ではそんなことはないのかもしれませんが、むかーしの日本の道路にもそんな余裕がありました。首都高はいつもすごく混んでたけど、太っ腹のおじさんが、免許取立てでポンコツな車を恐る恐る運転している僕を割り込ませてくれました。

でもバブル期の頃から、なんか攻めたもん勝ちな雰囲気になってきて、お先にどうぞみたいな余裕は失われてきたと思います。

オーストラリアではバスが出発する際に右のウインカーを出したら、後続の車は必ず止まるのに、日本では車の列が切れるまでバスは出発することが出来ません。たぶん、法律上はどちらの国も、バスが優先のはずですが、どうしてでしょうね。

日本の社会の居心地が悪くて、オーストラリアにやってきてオーストラリアの社会のファンになる人が多い理由は、自分だけ良ければいいという人々に対する嫌悪感に疲れた時に、「お先にどうぞ」的な余裕がこの国ではまだ残っているからかもしれません。

日本で欧米ほどコロナウイルス の被害がなかったのは、民度の違いだそうですが(笑)、その日本よりも人口比を考慮しても随分と被害が少ないオーストラリアはさらに民度が高いということですかね。

ふたつの思い

58歳になりました。この年齢になってくると今まで生きてこれてめでたいということもありますが、残りの時間がまた1年減ったみたいな感じの方が強いです。今年は、正月に父親が亡くなり、5月には小学校から高校まで同級生だった友人がコロナウイルスで亡くなったりと、死について考える時間が多かった半年でした。


死を意識すると、残りの人生において、2つの異なった方向の思いが生まれてきます。

ひとつは、モノを出来るだけ減らして身軽になっていかなくてはという思い。死んだ時に、残った人が処分に困らないように、身辺整理というのは元気な今から始めなくちゃいけないと思います。この年齢になると物欲はほとんどなくなってくるので(テニスグッズしか、最近買っていない)これは、どんどんデジタル化などをして、進めていける気がします。コロナウイルスのおかげで延期にした車での旅の生活も11月からはスタートする予定なので、それまでにスーツケース 2つくらいに全ての所有物が収まるようにしたいと思います。

もうひとつは、死んだ時に何か世の中に残しておきたいという思い。多くの成功者たちは、財団を作ったり、ビルを作ったり、銅像を作ったりするわけですが、僕がそれだけのお金を持つことはないでしょうし、そんな世界にはあまり興味はありません。しかし、幸運なことに僕の文章やメッセージは、本を出版することもないのに、このブログのおかげで世の中にしばらく残ります。それって、何かとてもありがたいことだと思うのです。etonobuhiko.comという僕だけの世界を、もっと大切にして、これからも少なくとも毎週1回、できればもっと頻度を上げて更新をしていきたいと思います。ブログを書くことは、ほとんど修行みたいな世界です。でも、この修行のおかげで、人と違った視点を探すことや、少しだけ深く考えることに慣れてきた気がします。そして、それは経営にもとても活きてきます。

自分らしい人生を生きていることを表現したり証明する場を、誰もがネット上に持つことが、良い社会を作るインフラの一つになれば良いなと思っています。

理由を知っても何も生まれない

〇〇ビジネスとか〇〇経済とか昔ながらのビジネス誌のサイトを読むと、「日本がいけてない理由」とか、「〇〇が再生するための条件」みたいなタイトルが並んでいます。懐かしい昭和の時代にいらした、会社のデスクで新聞読んでるおじさんたちには、読まれてるかもしれないけど、今の30代40代も読んでいるとしたら、、、将来はあまり明るくないですね。

なぜなら原因や理由を分析するのは、そんなに難しいことではないし、それを確認しあっているだけなら、世の中は何も変わらないからです。

日本の政治がなぜいけてないのかを、社会科で政治について学んだ小学校6年生に聞いてみても、それなりの分析と答えを出すと思います。大人がやらなくてはいけないことは、その分析に基づいて対策を計画し実行することで、それはリスクや苦労が伴うわけです。ですから、ビジネス誌を読んで評論家になっても、それは小学校6年生と同じレベルです。


これからの時代、ポストコロナの時代は壮大なビジョンを持って10年計画で何かを進めていく時代ではないと思います。10年間何事もなく平和な時代が続くとは誰も思っていないからです。これからは、もっと小さな発明や、小さな改善を積み重ねていくうちに、何か大きなものが生み出されていくのだと思います。

ですから、若者たちはビジネス情報の消費活動なんて放っておいて、何か小さくてもいいので生み出すことに時間を使いましょう。ブログに文章を書いたら100円で買ってくれる人もいるかもしれないし、他のyoutuberとは違ったアプローチで映像を作ることもできるし、アート作品を販売することもできるし、何かセミナーを開発することだって、いいのです。

何も生み出すことができない人は、これからの時代、必ず苦労します。でも、自分に何か生み出す能力があるとは思えないという人も、数多くいると思います。でも、人はそれぞれ他の人とは違った何かを持っていたり、こだわっていたりします。最初はそれについて、発信してみたらどうでしょう。今回のブログを書くきっかけになったのは、60歳になったら「死ぬまで一球入魂」みたいなタイトルのサイトを作って、シニアテニス愛好者たちにメッセージを送るのはどうかなと思ったからでした。この年齢でこんなにテニスにハマっている人は多くはないでしょうが、きっと楽しいコミュニティができる気がします。

消費するにはお金が必要ですが、何かを生み出すにはお金は入りません。この週末から、何かを始めてみるのは、どうでしょう。

出会いがたいせつ

自粛生活を経験してみて感じることは、僕には友だちってそんなに多くないなあ、ということ。ましてや、僕のように田舎に住んでると、日常的に話すのは奥さんとテニス友達の合計5人にも満たない人たちで、あとは会社のメンバーだけという、なんともシンプルな生活です。

それでも、十分に幸せなので、僕にとって、友人の多さと幸せには相関関係は無さそうです。だいたい、不幸やストレスの多くは人間関係によってもたらされ、それも自分で選べない集団の中で起こります。学校のクラスであったり、会社の上司であったり、マンションの隣の人だったりするわけです。


それなら、何かを選択するときに、その集団と自分の相性のようなものについて、想像を巡らすことはとても大切な戦略ではないでしょうか?例えば、語学留学のための学校選びで、真面目な留学生が多い学校と、不真面目な(とはなかなか書けないので、楽しみを優先している)留学生が多い学校と、どちらを選ぶかなどは、よく起こる問題です。うちの営業方針は、ちゃんと説明しても真面目さよりもゆるい学校を望む(そして、そのような学校は値段が安い)お客様に対しては、積極的に営業することもなく、他の留学会社で申し込まれても、あまり気にしません。やはり、できるだけ素敵な友だちができる環境で勉強してほしいからです。

また、大学選びも、頭のいい友人たちから知的な刺激を受けたり議論をしたかったら、クイーンズランド大学などのトップ大学に行けばいいし、素朴で優しい友だちたちと時間を過ごしたければ、地方国立大学みたいな雰囲気のウーロンゴン大学とかサンシャインコースト大学などを選ぶ方がいいと思ってカウンセリングをしています。いい友人たちと出会うと、成績もよくなっていくというのが、経験上見えてきたし、いい成績をとって、自信を持って卒業することは、その若者にとって大きな財産になるのだと思います。

よく、「自分に合った学校を探したい」という問い合わせを受けますが、それって、「自分に合った人々が学ぶ学校を探す」と翻訳してもいいのではないかと思っています。

もうリモートが当たり前

僕が自宅勤務にしましょうと社内に指示を出したのが3月20日なので、すでに2ヶ月が経過しています。この2ヶ月は、オーストラリアは外国人の入国をほぼ禁止していたし、入国者がいないと毎週月曜日に行っている、生活オリエンテーションをすることもないので、オフィスでしなくてはいけない仕事はありませんでした。留学生たちとはSNSや電話で連絡が取れるので、携帯に電話の転送だけしておけば、ほとんど困らなかったというのが印象です。(郵便物が少しだけありましたが)


こんな状況の中で、確実に言えることは、次のオフィスの契約更新の時には、ゼロベースで契約内容を見直すだろうということです。僕たちの会社は、オーストラリアに6つ、東京に1つのオフィスがあります。それぞれのオフィスの存在意義を再定義して、場所とかサイズとかを検討したいと思います。

例えば、これからはオンラインセミナーやオンラインでのカウンセリングの頻度は高まっていくでしょうから、オフィスにはスタジオのような機能が必要になってくるでしょうし、現地にいる留学生との面談は近くのカフェでやった方が、よりリラックスできるかもしれません。もう、固定電話の番号なんていらないのでは?とか見直す内容っていろいろありそうです。現地オフィスのメリットって何かを、再考するいい機会になったと思います。

もしかしたら、若者たちの5年後とか10年後の会話では、「へー、オフィスにいく会社に勤めてるんだ!それってどんな感じ?」みたいな会話が普通になるかもしれません。僕も、こんな時代になる前に、「社長室」みたいなところで、仕事してみたかったです。(生産性はともかく)

もし、リモートでの経営に興味がある方がいたら、「Remote」というBasecampという社内アプリを開発しているアメリカの会社の経営者たちが書いた本がおすすめです。「強いチームはオフィスを捨てる」という名前で翻訳も出ていますが、英語で読める人は英語の方がわかりやすい感じでした。この人たちの書いた「Rework」も中小企業の経営者は必読だと思います。amazonなどで検索してみて下さいね。

第六感で大切なもの

若いうちにはいくつか失敗もすることもあるでしょうが、大人になる過程で、身につけなくてはいけないのが、胡散臭さを嗅ぎ分ける力だと思います。そのためにも、若者は自分の力で旅に出たりして、判断力を養っていく必要があるのだと思います。


昔から、社会に胡散臭い人々はある割合で存在していて、そういう人たちには気をつけておけば遭遇することも被害に遭うこともなかった訳ですが、今では、どこかの国の大統領や、どこかの国の首相は、その国で一番胡散臭い人なのだから、なかなか大変な世の中です。

なぜ、胡散臭さを嗅ぎ分けられなければいけないのかは、人生の歯車が狂っていくきっかけになるからです。自然災害は、残念ながら避けることは難しいですが、胡散臭い会社や人たちに騙されることは避けることができるはずです。おいしい話だなと思ったら、まずは疑ってみることです。あなたには永住権獲得の可能性があると、留学会社に言われたら、その可能性は今まで何パーセントだったのですかと聞いてみることです。

胡散臭い人は、たぶん見れば分かります。話すともっとよく分かります。食事をするとさらによく分かります。留学ビジネスでいえば、そのカウンセラーは会社の売上のためにそのアドバイスをしているのか、あなたのキャリアや人生について最適だと思っているからそのアドバイスをしているのか見極めてください。

世の中が混乱して、荒れてくると、胡散臭さが普通になってしまうかもしれません。そんな時でも、常に自分の直感や判断力を信じて、間違った選択をしないように気をつけてくださいね。

書けるか作れるか

世の中の多くの会社が在宅勤務になり、必然的に働き方改革が行われている会社もあると思います。僕の会社もすでに2ヶ月近くスタッフ全員が家から仕事をしていますが、幾つもの気づきが生まれました。

まずは、勤務時間というものについて。20世紀の工場で従業員を管理するために作られた、労働時間による契約というのは、ほぼ意味のないものになっています。在宅勤務になって、律儀に9時から5時までパソコンの前に座っている人がいたとしたら、僕としてはそんな人はあまり雇いたくない感じです。それよりも、本を読んだり、ベランダや庭でノートに様々なアイデアを書き溜める時間も会社のためなら、それは仕事なんだと僕なら思います。


時間ではない指標で仕事として評価されるべきことは、当たり前のことですが、付加価値を生み出すことで会社に貢献できているかということです。私は言われたことをちゃんとやる業務遂行能力があるので、評価してほしいという人もいるかもしれませんが、残念ながらそんな業務屋さんは10年後には仕事はありません。確実にAIやロボットに替わられています。

ですから留学生やこれから留学を考えている若い人たちに伝えたいことの一つは、クリエイティブなことにチャレンジすることをひたすらやらないといけないということです。もしかしたら、それだけが、今後の予測できない社会で生き残るための重要なスキルになると思うのです。別にアーティストにならなくても、ちゃんとした文章が書けるとか、プログラムが書けるとか、デザインができるとか、商品が作れるとか、ビジネスが作れるとか、自分の得意技を磨いていけるはずです。

何かを生み出すために必要な材料の一つは、今までに経験したことのない世界や、考え方に出会うことです。予定調和を重んじる日本社会にはない刺激を、海外で体験し、ちゃんと考え、何かを作り上げ、発信してみることが大学での勉強と同じくらい大切な留学中のトレーニングになると思います。

留学後、どうしてる?

留学の意義というのは、楽しかったとか外国の友達ができたとか学位が取れたとかではなく、留学後の人生でその経験を活かしてたくましく生きているかで証明されるものなんだと思います。

特に今のような、混乱して将来が見えない時代にあっても、強く、自分の考え方をしっかりと持って、何事にも翻弄されずに生きていくためのトレーニングの一つとして、海外で学び、自分の生活を整えていく経験は大切です。

ですから、留学が終わって、社会人として生活をしている若者たちに、その後の状況を確認することは、僕たちの存在意義を確認する上でも大切なことなのに、忙しさにかまけてなかなかそのようなことが出来ていませんでした。そんな昨年の年末に、元留学生の女性から「留学から帰国した人たちのインタビューをするサイトが作りたい」という提案を受けて、すぐにプロジェクトがスタートしました。


新型コロナウイルス の影響もあり、のんびりとサイトの制作が進み、やっと完成しましたので、ぜひご覧ください。これから毎週1人のペースで、元留学生たちの現在を紹介していく予定です。特に高校生の方やその親御さん、先生たちには、気になるテーマだと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

サイトの名前は文字通り「留学後どうしてる?」です。僕みたいなおじさんが上から目線で「君の留学の意義は?」なんて聞くのではなく、同じ世代の若者たちが、「その後、どうしてる?」と語り合うようなインタビューになっていると思います。

ポストコロナウイルスの時代は、今までとは全く違う価値観の社会になると思います。モノよりも、人間的な繋がり、不特定多数の群衆ではなく、信頼おける人との繋がり、そんなコンセプトをこのサイトで表現できたらいいなと思っています。

会社を救った1冊の本

今回の新型コロナウイルスの影響で、倒産をしたり、規模を縮小したり、社員を解雇しなくてはいけなかったり、大きな借金を抱えたり、など、経営者たちはとても苦労されているかと思います。

そんな状況を見て、多くの若者たちが、安定だけを求めて大企業に入ったり、公務員になったりするのが最適なんだと思うのも仕方のないことかもしれませんが、やはり、自分で会社を経営することの達成感とか意義とか面白さは、一度の人生の中で経験できる人は経験してもらいたいと思っています。


今回、僕の会社は「留学業界」というほぼ壊滅状態の業界にいても、絶対に生き残れる状況にあるのは、たった1冊の本のおかげだということをお伝えしようと思います。ベストセラーの本なので、すでに読まれた方も多いとは思いますが、これから起業する方、会社の立て直しを目指す方は読んでおくことをお勧めします。

それはジム・コリンズ著の『ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる』です。同じ時期に同じような規模の会社が同じ業界で同じようなポジションにいたのに、一つは繁栄し、もう一つは会社が存続しなくなったのはなぜかということを多くの事例を分析、紹介しています。

繁栄した会社の共通点は、未来は予測できないし、危機はいつかやってくるという前提の上で経営をしているので、手元資金を潤沢に積み上げ、やるべきこととやらないことを明確にして、優秀な人々を雇い、そのメンバーがやるべきことを規律を持って行っていくというものです。ごく当たり前のことではありますが、なかなか、このようなことを一貫性を持って続けている会社は少ないと思います。

僕は2012年にこの本が出版されてから何十回も読み、強い会社の真似をしてきました。おかげで今日時点で2年間売上がゼロでも生きていける資金を持っています。短期留学や親子留学やシニア留学などの、留学というより旅行に近い分野はやらずに、大学進学や長期語学留学など、より真面目な留学生たちと出会える市場でだけ、ビジネスをしています。おかげでキャンセルは少なく、オンラインでも授業を受ける若者たちが何人もいて、売上につながっています。社員はほとんどが5年以上一緒に働いていて(初期からのメンバーも半分くらいいます)知識や経験が豊富で、そんな彼らが、毎週1つは必ずWEBサイトに記事を書くという規律を持って仕事をしてきました。おかげで、オーストラリア留学での検索結果は常に1位です。

こんなシンプルな経営のおかげで、このご時世でも、今日も普段と同じように粛々と仕事をしています。精神的に安定していられるのは、本当にありがたいことです。会社の業績は、経営のやり方で随分と違ってきます。興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。本を読んでの感想などについては、ご連絡お待ちしています。

WEBサイトでわかるエージェントの信頼性

新型コロナウイルスの影響で、旅行業界と同じように、留学業界も大きな打撃を被っています。何しろ、今は、世界中どこにも留学生が渡航できる国は無いのですから、留学エージェントとしてはほぼ売り上げゼロの日々が続きます。しかし、それは永久に続くことでは無いので、今年の10月ごろ、あるいは来年には、少なくともオーストラリアには渡航できるようになると思います。(日本のニュースではあまり取り上げられませんが、オーストラリアでは、ほぼ感染の拡大はストップしています。)

ということで、これから半年後くらいの留学に向けての問い合わせが来るように、会社のWEBサイトの記事をスタッフが更新しているのですが、その内容と他の競合のエージェントさんたちのサイトの状況を最近はチェックしています。普段は、あまり見ることのない他の会社さんたちのサイトは良い気づきを与えてくれます。


その中で、評判の良い会社と評判の悪い会社の(いちおう、僕のところにもそんな評判は学校経由だったり、お客様経由で届きます。)2つのポイントを見つけたので、共有しておきます。エージェント選びの参考にしてみてください。

まず、評判の良いエージェントは、新型コロナウイルスに関する記事をしっかり載せていたり更新していますが、評判の悪いエージェントさんは、それはさておき、、という感じです。トップページに夏休みの留学をしようとか出しているのは、現実的なマーケティング戦略では無いとは思うのですが、どうなんでしょうね。それよりも、各国の対応状況をしっかりと更新しておくことが重要だと、僕たちは考えています。日本のニュースメディアはオーストラリアの状況をしっかりと伝えていはいないので、少なくとも政府の発表は更新するようにしています。これが1つ目のポイントです。

もう一つはスタッフの顔です。留学エージェントの経営が傾いてくると、残念ながらスタッフは解雇されます。オーストラリアの学校でもこの1ヶ月で何人かのスタッフの方達が辞められました。そんな状況だからこそ、どんなスタッフが残り、どんなスタッフが対応をしているのかをWEBサイトに載せているかどうかは、その会社の経営状況を見極める大切な情報になると思います。

皆さんの大切な留学資金を、留学エージェントの倒産などで失わないように、くれぐれもエージェント選びには気をつけてくださいね。