2018年の抱負

オーストラリア人の新年の抱負で一番多いのは「痩せる!」ということらしいですが(当然か)、僕の今年の目標は「機会を逃さない」ということです。


今年、僕は56歳になるのですが、おかげさまで体は動くし、今のところ健康だし、会社は順調だし、とても恵まれた時期を過ごさせてもらっています。怖いのは、順調だから起きる守りみたいなものです。チャンスに対して、積極的に動かず、次があると思ってしまう。そのようなマインドセットにならないように、今年は(たぶん、これからずーっと)気をつけていきたいと思います。

これから、僕の人生の中で、次がまたあるチャンスというものはもう多くはないと思います。ですから、本当に一期一会ということを意識して実践していくことが悔いのない人生を送るために大切なんだと思います。

素敵な人に会える、頑張っている若者に会える、素敵な場所にいける、強い選手とテニスの試合ができる、オーストラリアの大学教授とビジネスの話ができる、そんな好奇心をくすぐってくれるところや、僕のサポートや助けを必要としている人のところへは積極的に、その代わり、お付き合いみたいな時間はできるだけ少なくして、ストレスのない日々を過ごすのが2018年の目標です。

今年もありがとうございました

おかげさまで、2017年も素晴らしい1年となりました。オーストラリアの会社は6月末が年度末なので、ちょうど今は2018年6月期の半分が終わったことになります。今期も対前年で増収増益で推移していて、23名のスタッフで構成されている会社としては十分な利益を今年度も確保できそうです。


留学ビジネスというのは、素敵な若者たちと素敵な大学や語学学校などをつないでいく仕事です。それには、知識が豊富で経験のあるスタッフが必要です。幸運なことに、うちの会社のカウンセラー15名のうち、6名が10年以上、4名が5年以上、一緒に頑張って働いてくれています。打ち合わせに行くと、すべての学校に言われるのは、「オーストラリア留学センターはメンバーが全く変わらないので、仕事の質も高く、ミスもなく、本当に仕事がやりやすい。」ということです。おかげで、日々の業務で僕の意思決定が必要なケースはほとんど無く、僕自身は旅をしながら経営をし、2年後、5年後、10年後くらいのこのビジネスの将来を見据えながら、やるべきプロジェクトを一つずつ立ち上げて、それを終わらせていくだけなのです。

2018年は、僕がこの会社に入社して、ちょうど10年目にあたります。10年前、大赤字を垂れ流していた会社が、オーストラリア留学の市場でこれだけ存在感のある会社になるとは、僕も含めて誰も予想していなかったと思います。僕たちを信用していただいた若者たち、大学・学校関係者、そしてスタッフの皆さんにあらためて感謝するとともに、次の10年は規模を追うのではなく、さらに強く、さらにかっこよく、さらに信頼される会社になっていきたいと思います。

良いお年をお迎えください。

みんながコアラを好きなわけ

ビクトリア州で観光というと、メルボルンに行って、そのあとグレートオーシャンロードにドライブというのが定番でしょうから、メルボルンより東側ってほとんどどんなところか分かっていませんでした。

今回訪れたのは、Raymond Islandと言う島です。ここは街をあげてコアラの保護とそれを観光資源として使っています。


朝早い時間なら、コアラも爽やかに起きているのではないかという仮説のもと、朝7時すぎに隣町のPaynesvilleと言う街から、移動距離100メートルくらいのフェリーで島に到着すると、そこからKoala Walkが始まります。コアラというと、遠くの方にかすかに見えたり、木の上の方で寝てたりと言うのしか経験がなかったので、全く期待をしていなかったのですが、歩き始めて5分で、すぐそこで、こちらを向いてるコアラを発見。朝一番のお客様くらいには挨拶しておこうという感じ。開店時のデパートで挨拶してくれる店員さんののりかも知れません。な訳ないか。


そのあとも、全部で10頭くらいのコアラをすぐ近くで見ることができたし、朝食に夢中で接近しても動じないコアラくんとも写真を撮ることができました。基本的に寝てるところしか知らないコアラの表情豊かな仕草に、普段はあまり動物とかに興味を持たない55歳の僕としても、結構ワクワクして楽しみました。



コアラって、どうしてこんなに日本人に人気があるのかを考えながら、(そもそもコアラは絶対にマーチするタイプの動物ではないし。。)歩いていると、ふと懐かしい光景が。東京の夜10時すぎの電車にかなりの確率でいる、手すりにつかまりながら酔っ払って寝ているサラリーマンみたいなコアラくん。可愛い!だけではない、こんな哀愁漂う眠り方も、日本人の多くの世代に共感を呼んでいる?のかも。

住んでみたい小さな街 Milton

オーストラリアを旅していて感じることの一つは、田舎の街に素敵な場所が多いということです。日本は地域の活性化がとても重要な課題かと思いますが、オーストラリアの地方の小さな街にはそのヒントが数多く隠されていると思います。ですから、これから、訪れた街のいくつかを紹介していければと思っています。



今回の街は、ニューサウスウエールズ州のMiltonという街。街の中心は100メートルもないくらいの商店街です。歩けば10分もかかりません。それなのに、この地域の人たちは、みんなこの街が好きなようです。その理由は、素敵なお店やレストランやカフェたちです。リーズナブルで、地元のオーガニックなどの野菜を使い、おしゃれなインテリアで、スタッフがフレンドリーで、そんな店たちが集まって、その街(通り?)を良くしたいと一体感がある空間を作り出しています。



滞在していたのは車で30分くらい離れた場所だったのにもかかわらず、3日の滞在中、2日もランチに出かけてしまいました。特に、このパン屋さんのベジタリアンサンドイッチはとても美味しかったし、アーモンド・チョコレート・クロワッサンはアーモンドクロワッサンとチョコレートクロワッサンが合体したのに、こんなに美味しくて、この値段でいいの?という感じでした。

次回、この地域に旅するときは、もっと長い期間滞在したいと思います。ぜひ、皆さんも、観光地ではなく、小さな街に数日滞在する旅行を計画してみてください。

ハッピーフレンズ Michaelさん

バイロンベイ・イングリッシュ・ランゲージ・スクールのマイケルはヨーロッパで出会った奥さんと一緒に20年前に、この場所に学校を作りました。バックパッカーの1室から始まった学校は現在はそのバックパッカーの建物全体が学校に変わり、バイロンベイの街に欠かせない存在になっています。


自然とともに自由に生きたい、スピリチュアルでかつオーガニックなライフスタイルを確立したい、そんな多くの若者たちが憧れる生活を目指す人々たちが作り出してきたバイロンベイという街に魅力を感じて集まってきたスタッフや教師たちが、この学校では長く働いています。ですから、チームは安定していて、家族のような感じです。僕たち留学エージェントはそんな雰囲気の学校を信頼して、お客様に紹介しているのです。


朝から晩まで詰め込みで勉強するとか、英語を話さないと罰則があるとか、そんな堅苦しいところはない学校ですが、コミュニケーションの楽しさを感じるところがこの学校で学ぶモチベーションになっている気がします。受け身ではなく、自立した積極的な人に合っている学校であり続けたいとマイケルは考えているようです。

僕たちは、半年に1回くらいお茶やランチをしながら、マーケティングのこととか、小さな組織の経営の仕方とか、ライフスタイルのこととか、スポーツのこととかをとりとめなく話すことで、お互い何かを学んでいる気がします。オーストラリアの小さな街で、存在感のある学校をゼロから作り上げた彼の話は学ぶことが多く、僕の会社の経営にとても参考になっています。

この旅の帰りにもバイロンベイには寄ると思うので、半年後にまたコーヒーを飲むのを楽しみにしています。

ハッピーフレンズ Anthonyさん

今回の旅ではブリスベンには1週間弱滞在予定だったのですが、その間に必ず会いたかったのが、クイーンズランド大学のマーケティング部門のリーダーをしているAnthonyさんです。お互いの予定を調整して、最終日のランチをクイーンズランド大学のテニスコートの横にあるレストランで食べました。


彼との出会いはもう8年くらい前、僕の会社が大学進学市場に思うように進出できない時でした。当時、クイーンズランド大学の付属語学学校(ICTE)のマーケティング担当の彼とアポイントを取り、彼の上司と一緒に会議をした時に、意気投合し、日本の若者たちについて熱く語り、すぐに契約をしてもらえたのが、現在、オーストラリアの大学に一番多く日本人学生を送っている僕の会社の大きなターニングポイントになりました。現在、オーストラリアの大学はエージェントの数を絞り、質の高い会社としか契約を結びません。そんな状況で、現在23の大学と契約できているのは、あの頃にオーストラリアのトップ大学であるクイーンズランド大学チームに信頼してもらえたからだと思っています。


それ以来、一緒に日本の高校に営業に行ったり、東京でセミナーを開催したり、新宿の小さな居酒屋で飲みながらマーケティングについて語り合ったりと、仕事仲間としていい時間を過ごしてきました。オーストラリアの大学は、その出願方法がシンプルであったり、ほとんどの大学が日本の大学よりも世界ランキングが高いのに、しっかりと高校の勉強をしてきた日本人にとっては入学しやすい環境であるので、世界に飛び出していく若者にとって素晴らしい環境です。

Anthonyのようなマーケッターたちと、素敵な日本人の若者たちにさらなる飛躍の機会を提供できるように、オーストラリアから正しい情報を今後も発信していきたいと思います。

ハッピーフレンズ Sharonさん

オーストラリアの各大学には、留学生を集めるための部署があり、国や地域ごとにそのマーケティング担当が決まっています。僕たち、留学エージェントはそのような方々と一緒に仕事をするわけで、お互い大切なパートナーです。


日本でもよく知られているグリフィス大学の担当はシャロンさん。10月はお互いに出張で日本にいたのですが、とても忙しかったので、11月になって落ち着いたらランチでもしましょうとグリフィス大学のネイサンキャンパスに行ってきました。このキャンパスはブリスベン市内から直行バスで15分くらいなのですが、小さな丘の森の中にあります。留学生には、ここに進学すると足腰が鍛えられるよと、よく冗談で話すほど自然に囲まれています。


シャロンさんは、シドニー生まれ。シドニー工科大学でマーケティングと日本語を勉強して、日本にも高校生の時と大学の時に留学しています。その後、日本の三重県の街で地域振興のために働いたり、オーストラリア大使館でイベントの仕事をしたりと、様々な経験をされて、3年半前からグリフィス大学で働いています。日本語や日本の文化にも精通されているので、日本の市場をどのように開拓していったらいいのかという話は説得力もあり、話していてとても楽しいです。

グリフィス大学は、観光業や旅行業の学部が日本では有名で、多くの留学生が学んでいますが、他にも世界的にも認められていたり、将来に活かせる学部なども多いので、ぜひそのような分野を一緒に紹介していこうという話になりました。日本人は、ネームバリューのある大学や人気のある学部がどこかを気にする傾向がありますが、自分らしい人生を作っていくためには、20年後の時代に役に立ち、かつ面白そうな学問を選んだほうが、ユニークな存在になれる可能性が高くなります。僕たちの仕事は、そんな将来の可能性も含めて、大学や学部を選ぶお手伝いをすることだと考えています。



疲れてても運動でリフレッシュ

昨日、約1ヶ月の東京での生活を終えて、オーストラリアに戻ってきました。いよいよ来年3月までの旅の生活です。(この生活が気に入ったら、もっと長く旅するかもしれません)

自分の家がない時に、ちょっと不便なことは朝早く空港に到着して宿泊先のチェックイン時間までの時間どう過ごすかということ。日本からオーストラリアへの飛行機は夜行便が多いので、悩ましい問題です。今回は、車を空港の近くの駐車場に停めてあったので、それを受け取り、それでも朝の7時だったので、ブリスベン川の近くのカフェで朝ごはんを食べ、メールなどのチェックをし、それでもまだ8時30分くらいだったので、公園の木陰にピクニックマットを出して昼寝?朝寝?をしてました。いくらオーストラリアでも朝から公園で寝ている人は少ないので、ずいぶんと怪しい感じだったと思います。


1時間ほど爆睡してたら、サンシャインコーストからブリスベンに引越しをした友人が僕のfacebookを見て、帰ってきたなら夕方テニスしない?と誘ってくれました。昔なら、今朝東京から帰ってきたばかりだし、まだ疲れてるし、、、と言って、断っていたかと思いますが、今の僕は疲れている時こそ運動!というポリシーなので、1時間ほどシングルスで汗を流しました。リフレッシュするためには、人それぞれの方法があると思いますが、僕は圧倒的にテニスです。ジムなどでの単調な運動ではなく、いつも頭をフル回転させながら、コートを走り回るこのスポーツを旅の間もできるだけ楽しみたいと思っています。


ということで、昨晩はぐっすり眠れて、今日からはまた楽しく仕事をしていきたいと思います。

バリスタだけでは食べていけない

ワーキングホリデーや長期語学留学をしている若者たちにとって、バリスタ講座って、不動の人気講座です。オーストラリアのローカルカフェでバイトを探すには、バリスタのスキルと接客用の英語力を持つことは大きなアドバンテージになります。ですから、このような講座は半年待ちとかにもなるくらい人気なのです。

しかし、日本に帰って、カフェで働いて生計を立てることを考えるなら、バリスタの技術だけで食べていくのは、傑出したスキルを身につけない限り、不可能です。それに、バリスタを10年以上続けて、給与がどんどん上がっていくということも無いでしょうから、もしカフェという世界で生きていきたいなら、どこかのタイミングで「ビジネス」ということを考えなくてはいけません。

僕はビジネスを学ぶというのは、何かやりたい方向性が決まった時に、その可能性を高めるために学ぶのがいいと思っています。将来会社を作りたい、勤めている会社で経営陣になりたい、新規事業を始めたい、カフェを持ちたい、お店をプロデュースしたい、そんな方向性や何かイメージを持った時からビジネスを学ぶと、学ぶことすべてが自分のビジネスに生きてくるのです。

ですから、もし、バリスタコースを学び、オーストラリアのカフェでバイトを始め、そのビジネスの面白さを追求したくなり、いつかカフェを経営したいと思ったら、TAFEなどの専門学校レベルでいいので、ビジネスやマーケティングのクラスを受講してみてください。きっと、将来に生きるヒントがノートいっぱいになると思いますよ。

ハッピーフレンズ 上野正毅さん

上野さんは、まだ僕がうちの会社に雇われ社長で入社した10年前に、ゴールドコーストの本社で出願の手続きなどの裏方の仕事をしていました。その後、民家の1室に東京のオフィスが出来た時にも参加してもらい、会社が本当に辛い時にサポートをしてもらったスタッフの一人です。


その後、彼は実家のビジネスを継ぐということで、僕の会社を離れ、現在は会計事務所、コンサルタント、そして居酒屋の経営と様々な分野で活躍しています。毎年1回は彼の店を訪れ、近況報告をお互いにするのが、僕の東京出張の楽しみになっています。

彼と話していて面白いのは、次から次へと質問をしてくること。それも彼の仕事ですでに何かトライしていることをさらに良くするためのヒントを探すための質問です。つまり、地に足のついた質問というか、自分なりに考えたことについて、セカンドオピニオンを求めているような感じ。ですから、こちらも深く考えないと見透かされてしまいそうで、真剣です。それは僕の学びの場でもあるわけです。


僕は、成功するために大切なのは答えを探す力ではなく、問い続けられる力だと思います。問いがあれば答えを探すことは、実はそんなに難しくありません。しかし、ビジネスや経営では何が問題なのかを理解するために、問い続ける必要があり、特に若者でそのようなことができる人にあまり出会ったことがありません。上野さんは、これからも多くの質問をしながら、さらにビジネスを軌道に乗せ、周りの人たちを幸せにしていくのだと思います。